日曜はじまり日記|1月10日の週

1月10日(日祝)晴れのち雪

休日。夕食後、アップルゆずジンジャーシロップを作り(ひたすら生姜をすり下ろして腕が痛い)、母と一緒にYouTube動画でダンスを踊り、今日まで配信のyumboのライブ動画を見て、フリーペーパーのデザイン作業をした。盛りだくさん。


1月11日(月)晴れのち雪

古着で買ったセーターに干からびた米粒が3つ付いていた。さいわい、汚いとか悲しいとか思う繊細さは持ち合わせておらず、むしろ見つけた瞬間ちょっと愉快な気持ちになったくらいなのだけど、それをつまんで取る瞬間のペリッ…という感覚が脳裏にこびり付いてしまった。ふとした瞬間に、脳内がペリッ…に支配される。


1月12日(火)雪のちくもり

朝起きると外が真っ白だった。こんな日こそリモートワークしたいよ。出勤してすぐに周辺の雪かきをする。雪かき用のスコップではなく金属のスコップで、固まった雪をメリメリ剥がしていく。隊長(通称)にスコップの使い方を褒められ、気を良くした。

仕事の細かなTODOリストがどんどん増えていく。勢いよく横線をビッと引いて、上から順にどんどん消していきたい。どんどんどんどん消していきたい。そういえば「どんどん」って変な擬態語だな。「ずんずん」のほうが何となく疾走感がある感じ。

帰宅して、ちびちび読んでいた『ペンギンの憂鬱』を読み終えた。ああ面白かった!ちゃんと読了すると、次に読む本を選ぶのがより楽しい。とりあえず途中まで読んだ『アヒル命名会議』をリュックに入れた。


1月13日(水)くもり

朝からたくさん働いた。帰宅すると父が『日本の一番長い日』を観ていたので、(半藤一利が亡くなったことがきっかけのよう)夕飯を食べながら横目で見る。ギリギリの精神状況で、ゆずれない正義のもとにたくさん人が死んでいく。画面に登場する人みんながギリギリの表情をしていた。疲れた身では直視できず、最後まで見ずに風呂に入った。

YouTubeのダンス動画を見ながら踊るという正月から始めた日課、今のところ1日も休まず続いている。正直もうとっくに飽きているけど、母と一緒だから続けられる。


1月14日(木)くもり

昼から仕事なので午前中はゆっくり過ごした。たいちゃんに、じゃがポックルの小分け袋の開け方(切れ目からやぶる)を教えようとしたけど、まだ難しいらしい。幼児の手は、大人の手に二重三重に手袋をはめた状態に似ている(それくらい細かな動きができない)というのを前にテレビで見た。見ているほうももどかしいけど、本人が一番もどかしいんだろうな。
大人がしていることを真似してみても自分にはうまくできない、そういうときたいちゃんは最近、「なんで」と言いながらぴゃーんと泣く。自分でできるようになりたいよねぇ。

今日は生温かく、日陰の頑固な雪もようやく溶け始めている。仕事して帰宅して23時。夕飯を食べたあとこたつで寝てしまい、2時に目覚めてそのままベッドへ。疲れた。


1月15日(金)くもり

休日。ひたすら物置の片付けをした。姉が昔買ったと思われる『新宿少年探偵団』の映画パンフが出てきて、ジャニーズの面々の若かりし頃を懐かしんだ。わたしはさほどジャニーズにはハマらずに、ハーレイ・ジョエル・オスメント君(映画『シックス・センス』の俳優)とか、ジェフリー・バトル(フィギュアスケート選手)とかが好きだったから、今思えばちょっと不思議な少女時代だ。


1月16日(土)くもり

休日。小森さん監督の映画『空に聞く』を見にフォーラム仙台へ。震災後に陸前高田で災害FMのパーソナリティをしていた阿部さんという女性を追ったドキュメンタリー。とても良かった。感想を持つのが難しい映画だと聞いていたけど、そんなふうには感じなかった。
いまは震災後の空気感を何となくでも皆知っているからタイムリーな作品として見れるけど、10年20年後に見る人はどんなふうに感じるんだろうか。この映画に救われる人が未来でたくさん待っているような気がする。おぼつかない足元を埋めるよすがとなるような。

ゆり
宮城県で暮らしています。関東や四国での生活を経て帰郷しました。元書店員、いまは文化施設職員。