中田日記|21年5月1日

書くぞ、という気持ちになった日だけ書く、ということにしてみる。

昨日アルバイトを辞めた。とりあえず、この連休のわたしの仕事は、ドーナツを販売してくれるカフェまでドーナツを運ぶこと。委託販売分のドーナツを作るため、耕さんは朝4時に起きて店に行った。わたしは8時頃店へ。耕さんにも一緒に来てもらったけれど、カフェのスタッフの方がまだ到着しておらず、ドーナツを置いて戻ってきた。スタッフの方にお会いしたことがないので紹介してもらいたかったけれど、仕方ない。人に会う練習、運転の練習と思って頑張ろう。はじめての人に会うのが怖い、という気持ちが強くなっている。怖いと思ってしまうことが、思考の邪魔をしているような気がしていて、そのことについて考えるとき、キルアが頭の中に手を突っ込んで、イルミに差された針を抜き取るシーンが浮かぶ。わたしも抜き取りたい。

とはいえ、ここ最近のずっと焦っている感じは随分薄らいで、落ち着いていられる。少し丁寧に掃除、整理整頓をした。最近、よく山菜をもらう。こごみ、コシアブラ、ふきのとう。天ぷらにしたらとてもおいしかった。昨日もらったアク抜き済みの蕨は、長芋と和えるとおいしいよ、と聞いたので、夕飯のおかずに蕨の山かけを作った。メインは昨日のカレー。変な組み合わせ、でもおいしかった。

里佳さんと、LINEでエヴァンゲリオンの話をしてばかりいる。里佳さんからは「スピッツ最高(泣)」とか「直太朗(森山)最高(泣)」というメッセージが突然届いたりするので、分かる、最高、と返す。早く里佳さんが遊びに来ないかな、と思う。好きな音楽をかけて、最高最高と言い合いながら、なんでもない道をドライブしたい。

ゆきの
愛媛県出身・新潟県佐渡市在住。元書店員。現在はアルバイト(鮮魚コーナー)。